鶴田聡医師がサンピエール病院の朝礼で「精神科医にも拳銃を持たせてくれ」と山崎學院長へ同意を求めたという情報が入ってきました。その朝礼の内容を山崎學氏が公益社団法人 日本精神科病院協会の機関誌とウェブサイトに掲載していました。現在はウェブサイトには掲載されていません。
マスメディアは以下のように報道しています。


科学者の武田邦彦さんは以下のように報道自体を評論しています。

日本精神科病院協会のウェブサイトにどういう文章が掲載されたかを知れれば、マスメディアのバイアスを外して事実が分かります。幸いなことにarchive.todayのキャッシュに文章が残っていたのでご紹介します。
鶴田聡医師の朝礼を要約すると「日本全体で隔離拘束は増えているようだ。欧米では医療従事者による患者の物理的拘束や科学的拘束は減っているが、警備員に委託していて、隔離拘束が過激化している面がある。ところで私は『精神科医にも拳銃を持たせてくれ』と考えていて、院長先生に同意を求めたい。」となる。
拳銃とは実弾が入った人を殺せる武器です。患者が暴れたら拳銃で撃ち殺したい、もしくは脅したいってことでしょうか。私は精神科やそれに類する診療科には近づかないと固く決心しました。
鶴田聡医師の発言を機関誌やウェブサイトに引用したことは、山崎學氏は内容を肯定していると捉えられても仕方がありません。問題提起にしても過激な表現です。
患者が暴れる原因は精神科医が処方や投与している鎮静剤が原因の可能性もあります。鎮静剤で鎮静させられた後は、興奮に転じやすいからです。個人差や服用歴によりますが、睡眠薬や抗不安薬を長期使用している者も、薬の影響が減ると興奮に転じる傾向があります。医師がそういう状態に追いやったのに、暴れたら撃ち殺しても構わないとは…
皆さん、精神科の近くへ行く際には防弾チョッキを着用のうえ、流れ弾には十分ご注意ください。