「開かないダイヤルキーください」障害福祉施設がフリマアプリで募集 ”カギ名人”たちの5年間

「開かないダイヤルキーください」障害福祉施設がフリマアプリで募集 ”カギ名人”たちの5年間 - 弁護士ドットコムニュース
「ダイヤルキー開けます。」。2月の中旬、そんな不思議な仕事をフリマアプリ「ジモティー」で見つけた。各地でマスクの品薄・価格高騰が発生。ジモティーへの出品状況を調べていたときだった。「4桁までのダイ...
のんの作業所では4桁(1万通り)までのダイアル錠を1つずつ回して開けるそうです。つまり、総当たり攻撃です。1パターンを1秒で確認する場合、最長3時間はかかる計算になります。東京都の最低時給を元にするとおよそ3千円分の労働になるので、大多数の人は開錠するのを諦めて鍵を壊したり、新しく購入するだろう。のんの作業所では開錠を50~100円で引き受けている。
3000円とダイアル錠を渡されて開けてくれと頼まれたらあなたは引き受けるだろうか。地道な作業過ぎて長続きしないから、私はきっと断るだろう。それができる理由は、内発的動機付け(自発的なやる気)があるからだと思います。
「彼が笑ったところを見たことなかったのに、手を叩くはヨダレを流すは、すごいはしゃぎよう。私たちも『そんなにうれしかったの?』と驚いて、それからもっと鍵を開けてもらうことにしました」(楠原さん)
引用:https://www.bengo4.com/c_5/n_11372/
嬉々とした様子が伝わってきます。こんなに喜びながら何かをしたことあったかなと振り返ってしまいました。
かわりに、Bさんにお願いしたが「このタイプ(4桁)は開けない」とお断りされた。名人はこだわりも強いのだ。
引用:https://www.bengo4.com/c_5/n_11372/
やる気が出ないものは断れるって清々しいなって思いました。
自分の喜びが他人の喜びにつながるように生きていけたらいいですね。