アファメーションとは現状から理想の未来へ引き上げるための、自分自身への言葉がけです。前回(パート2)に引き続き、アファメーションについてパート3です。
アファメーションの作り方(全11項目)のつづき
8.記述の精度を高める
あいまいな表現を改めてリアリティーを高めましょう。
9.バランスをとる
アファメーションを束ねるような抽象度が高い理想が達成されやすくするために、複数のアファメーション同士が調和がとれていて矛盾しないように書きましょう。
10.リアルなものにする
アファメーションを唱えたら、自分が理想を叶えている映像が流れるぐらいのリアルさを再現できるような言葉にしていきましょう。
11.秘密にする
アファメーションを他人と共有しない。固定概念を持つ他人は、あなたの変化を心地よく思わず無意志に元へ戻そうとします。「常識外れだ」「そんなの絶対に無理だよ」「あなたの為にならない」「こちらの方がいい」「あなたらしくない」など言われかねません。アファメーションの目的は現状を打破していくエネルギーを生み出すことなので、そのエネルギーを奪われないようにします。
参考にした本にはアファメーションの世界を壊す人たちをドリームキラー(直訳:夢を殺す人)と呼んでいます。用語としては分かりやすいですが、人には「あなたはドリームキラーだ」と言わない方が良いと思います。それを言うと相手から干渉されやすくなります。
あなたがアファメーションを他人に伝えると、その人の世界にも影響を与えます。他人には他人の世界があることを忘れないようにしましょう。例えばの話ですが、同姓同士で好きな人を教えあうとどういう事が起きるか考えれば分かると思います。もしも、同じ相手を好きだと分かったら理想の世界が達成しにくくなります。
あなたの理想を育ててくれる人は直接利害関係がないことが条件になります。相談があるなら内容に応じて相手を選びましょう。
アファメーションの使い方
アファメーションは朝起きた時と夜寝る前に、声に出して理想の世界を再生しながら読みます。落ち込んだ時に読んでもいいと思います。
NEXT
次回は、アファメーションは達成できないような高い理想がいいか、手に届きそうな低い理想の方がいいかについて説明します。
参考図書:
まずは親を超えなさい! 苫米地英人 著 →文庫化(改題・再編集)→ 夢をかなえる方程式 苫米地英人 著