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コラム

シャンプー、ボディーソープを少なめに使う

コラム

 YouTubeを見ていたら湯シャンを実践している人を見つけました。湯シャンとはシャンプーを使わずにお湯だけで洗髪することです。シャンプーには界面活性剤が入っていて、必要な油分まで取ってしまうらしい。ボディーソープも然り。必要な油分を取られた体は油分を補おうとします。それをまた洗剤で綺麗に取ってしまいます。これは悪循環ではないかと思いました。

 ボディーソープが口に入った時にとても苦味を感じた経験がありました。こんな苦いものを体に塗ってもいいものかとも思っていました。

 そこで私はシャンプーとボディーソープを少なめに使うことにしました。基本的にデリケートゾーン以外はお湯で丁寧に洗い流します。お湯の温度は38度設定です。洗剤使わない分、丁寧に時間をかけて洗い流します。

 初めの数日間は後頭部にかゆみを感じました。そういう部分は丁寧に洗い流します。体が洗って欲しい所を教えてくれると考えます。夏場は日に2度はシャワーを浴びた方がいいかもしれません。

 始めてから10日ほどで変化が現れました。私は耳が油っぽい体質だと思っていたのですが、洗剤を使うのを止めてから収まりました。背中にかゆみを感じていたのも収まりました。

 予想外の変化は汗をかきやすくなりました。特に後頭部辺りから汗が多く出ます。シャンプーには制汗剤が入っているから汗が抑えられていたと考えられます。汗には体に不要になった老廃物が含まれています。汗として出るという事は、逆に体に戻る可能性があります。だから汗はその都度タオルで拭き取ります。

 向精神薬を減薬されている方はデトックスに関心があると思います。デトックスをするためには老廃物の出口を確保する必要があります。汗腺は有望なその一つですから、制汗剤を使用しない方がいいかもしれません。老廃物の出口を確保しないままデトックスをすると毒素が体に巡ってしまう危険性があるそうです。デトックスにも順番があるようです。

 しばらく続けてみようと思います。

 

2018年8月27日 追記

 シャンプーとボディーソープを少な目に使ってきました。ところが、足首から上、膝から下の辺りに汗疹(あせも)が出来てしまいました。赤い発疹が出来たので紅色汗疹(こうしょくかんしん)です。この原因は汗管という汗の通り道が詰まってしまい、汗が出口以外の場所へ染み出てて炎症を起こすそうです。
ボディーソープは止めて、固形の石鹸で洗うことにしました。夏場は汗をかくので、お湯で流すだけでは不十分でした。シャワーだけで済ませてきたのも良くなかったかもしれません。これ以上ひどくならないように、清潔に保つよう心がけます。経過はまたご報告します。

デトックスも通り道が詰まったら出来ませんね(^^;)

 

2018年9月4日追記

 毎日、体は石鹸やボディーソープで洗い、頭は2日に1度はシャンプーで洗うようにしました。スーパー銭湯へ行きゆっくり湯船につかりました。汗疹は治ってきていますが、また痕は残っています。
振り返ると、洗剤を使い過ぎて皮膚が傷んでいたのは修復出来た気がします。1週間ぐらい洗剤を使うのを控えれば十分だったと感じます。汗疹は予防が大切で、一度できてしまうと中々治りません。暑い夏はしっかりと体を洗うべきでした。勉強になりました。

 

2018年9月12日追記

 汗疹の痕が薄く残っていますが、ほとんど治りました。治りかけの時に、痒みが出ました。

 石鹸は牛乳石鹸の青箱を使っています。日本に石鹸が入ってきたのは15世紀ポルトガルからだそうで、当時は大名クラスしか持てなかったそうです。石鹸が無かった時には、灰を水で溶かしてその上澄み液を使ったり、天然の界面活性剤であるサポニンを含む植物を使っていたそうです。それを考えれば、幸せな悩みだと思いました。

 

参考文献:

https://ishicome.medpeer.jp/entry/866
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%B9%AF%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%B3
昔の洗い方は?/石鹸がなかった時代は、どうやって洗っていたの?
アルカリや天然界面活性剤 石鹸がなかった時代には、アルカリや天然の界面活性剤で洗濯をしていました。 昔の日本では 界面活性剤を含む植物 ムクロジやサイカチという
石鹸や洗剤がなかったころの洗浄剤
石鹸の渡来は16世紀 日本に初めて石鹸が入ってきたのは16世紀(1543年頃、織田・豊臣時代)。一般庶民が石鹸を使うようになったのは明治以降です。 国産の石鹸が
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