健康保険を使用した場合、窓口負担額を元にトータルの医療費を計算する方法を説明します。
3割負担の場合
3:10 = 1:X
3X =10
X = 10/3 ≒ 3.333333・・・
- 窓口負担額に3.333333を掛ける(※近似値)
- 窓口負担額を3で割ってから、10をかける
そうするとトータルの医療費が分かる。
■具体例(窓口負担額が3000円だった場合)
- 3000 × 3.333333 = 9999.999円
- 3000 ÷ 3 × 10 = 10000円
2割負担の場合
2:10 = 1:X
2X = 10
X = 5
あなたが支払った金額に5を掛け算するとトータルの医療費が分かる。
■具体例(窓口負担額が2000円だった場合)
2000 × 5 = 10000円
1割負担の場合
1:10 = 1:X
X = 10
あなたが支払った金額に10を掛け算するとトータルの医療費が分かる。
■具体例(窓口負担額が1000円だった場合)
1000 × 10 = 10000円
まとめ
トータルの医療費を計算することで、シビアな目を持つ消費者になることを期待しています。健康保険に加入していなければ、ご自身が全部負担したはずの金額です。あなたの為になる医療を選び続けてください。消費者の選択意識が医療制度を生かします。